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放射線治療をうけるとき

初診受付) 毎週 月曜 午後・木曜 午後 (予約制)   医療連携課にお問い合わせください。

予約電話番号 076-274-5978

月曜日担当  金沢大学 放射線治療科 派遣医

木曜日担当  金沢大学 放射線治療科 派遣医

放射線治療常勤医  大口 学 (日本放射線腫瘍学会・日本医学放射線学会・放射線治療専門医)

スタッフ

放射線技師  5名 (放射線治療専門技師資格2名、医学物理士資格2名、放射線品質管理士資格3名)

看  護  師  4名 (専従看護師1名)

医 療 秘 書  2名

放射線治療の手順

1. 初めて放射線治療科に来られた日

  • 放射線治療医から放射線治療の内容や副作用、治療日数などの説明があります。同意書にサインをお願いします。
  • 看護師から補足的な生活上の注意事項などを説明します。治療開始日と予約時間の説明もあります。治療プラン作成・プラン検証の難易度により治療計画期間が変わるため治療開始までの日数には個人差があります。
  • 治療計画のための治療計画CTを撮影します。クッションの効いた寝台の通常のCTと違い、実際の放射線治療時と同じフラットな寝台で撮影します。硬いベッドなのでもし背中が痛かったりしたら、遠慮なく申し出てください。適切な処置をいたします。
  • 治療計画CT時に、皮膚に仮の位置マークを付けます。放射線治療が始まるまでこのマークは消さないでください。

2. 治療計画 - 数日から2週間 (治療開始までの期間)

  • 治療計画CTのデータをもとに放射線治療医が最適な治療プランを検討します。
  • 治療担当放射線技師が、治療医の作成したプランと実際の放射線治療プランに相違がないか、データの検証を行います。模擬システムで実際に測定したりして精度を確認します。

3. 治療開始 - 初回照射

  • 通常、木曜日から治療を開始します。
  • 位置決め(セットアップ)を行います。
  • XVI やiView(ポータルイメージング:レントゲン写真のようなもの)で確認画像を撮影します。
  • 正確な治療位置が確定したら皮膚にマークを付けます(マーキング)。
  • 初回照射のときだけこれらの作業が必要なため、多少時間がかかりますが、次の日以降の2回目からは、治療開始から当日の照射完了まで3〜7分くらいで終了します。(治療室への入室時間は5〜10分です。)

4. 治療期間中

放射線治療常勤医・担当放射線治療医・診療科担当医が適宜診察を行います。何か気になることがございましたら、遠慮なくスタッフにご相談ください。

X放射線治療にかかる費用

放射線治療にかかる費用は治療日数や方法、計画変更の有無などにより異なりますが、3割負担の方で、おおよそ13万円〜30万円くらいです。放射線治療は高額療養費制度や医療費控除などの対象となる場合があります。治療内容によって異なりますので、詳しくはスタッフにご相談ください。

精度管理への取り組み

医師の処方した治療計画どおりに放射線を投与することが放射線治療では何よりも大事です。治療精度を保証するためにスケジュールを組んで点検作業を行っています。

始業時点検 毎朝治療開始前に治療装置や周辺機器の動作確認と精度確認を行っています。あわせて出力線量の確認も行っています。
終業時点検 終業時に治療装置シャットダウンのコンディション確認をしています。
毎月の点検 毎月末の水曜日を治療休止日にして、日常点検ではカバーできない詳細な点検・精度管理を行っています。
メーカーによる定期点検 メーカーによる定期点検も年に3回行っています。

出力線量の確認

いつも正確な線量を管理するということはお薬1gを正確に量ることと同じです。目に見えない放射線だからこそ、線量精度の管理は重要です。

毎朝 治療開始前に簡易的な出力線量のチェックを行い、治療装置のコンディションを確認しています。
毎週 毎週水曜日に精密な出力測定・校正を実施して投与線量の精度を維持しています。
毎月 X線・電子線ビームの平坦度やエネルギーの確認、TMRやPDD等の線質維持に必要なプロファイルを年間スケジュールに沿って基準を満たしているか確認しています。

第三者機関(院外機関)による校正・評価

慎重にお薬を量っても秤の目盛が間違っていたら正確なお薬を処方できません。放射線治療もこれと同じです。正確な投与線量を維持するために、医用原子力技術研究振興財団による「計量法認定事業者による治療用線量計校正」年1回行っています。

また、医用原子力技術研究振興財団の「治療用照射装置出力線量の第三者機関による測定評価」プログラムで、当院のLINAC出力線量が適正かを公正な第三者機関で客観的に測定・評価しています。