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研修医の風景/梶 喜一郎

平成20年3月

1年間の研修生活を終えるにあたって

とうとう当院での研修生活が終わりを迎えました。内科、救急・麻酔科、外科とローテートさせていただきましたが、今までにも書いてきましたように充実した環境で研修させていただきました。病院のスタッフの皆様、先生方、ありがとうございました。

さて。研修医、特に私のような1年目は、患者さんを前に現場でオロオロすることもしばしばです。いざ患者さんに接する際は、しっかりしようとしているつもりではありますが不安を与えなかったとは言い切れません。説明下手で患者さんの病気に対する理解を妨げたかもしれませんし、指導医に怒られてしまった直後に患者さんの検査に入るときなどは患者さんの前で浮かない顔をしていたかもしれません。

しかし、患者さんおよび家族の方と接することは好きでしたし、病気のことに限らずいろいろな話もさせていただきました。1日だけの経過観察入院の方もおられましたし、残念ながら不幸な転帰となってしまう方もおられました。でも、どの患者さんと接した時間も確固とした知識・記憶となり私の中に残っています。

「研修医の風景」の締めには、当院に来られる患者さん皆様へのお礼を書こうと決めておりました。

皆様、この1年間温かく見守ってくださり本当にありがとうございました。そして今後何らかの機会がありましたら、またよろしくお願いいたします。

平成20年1月


前回とはローテートが変わり、現在は外科で研修中です。 麻酔科では見ていたつもりだったのですが、いざ手術する側になってみるとさっぱりなことばかりで、フリーズしてしまい怒られることも多いです。いや〜厳しいですね〜。 さて、今回は、僕が既に回ってきた研修科について簡単に書きます。

〈内科〉

当院では、内科は各臓器ごとに分かれているわけですが、研修医は「内科」として、すべての科を同時に回ります。糖尿病内分泌内科、消化器、循環器、呼吸器、腎臓‥‥と、内科の各診療科の患者さんを一度に持つので、一見すると勉強量が多くなるように見えます。しかし実際は、その内容が全ての分野において生かされることが多く、個人的にはこの研修方法は良かったと思います。手技的な事も多岐にわたり学べたところは前回にも書きましたが、当院ならではではないでしょうか。

〈麻酔科〉

術中の麻酔管理を通して、救急医療についての知識や気管挿管などの技能を身につけます。その場その場で患者に起こる問題(血圧低下や出血など)に対して薬剤を使用し管理します。また、前もって薬剤の準備もしておきます。知識がないと出来ません。毎回分からないことだらけでしたが、今は救急患者が来ても多少は落ち着いて対処出来るようになったと思います。

それにしてもあっという間に1年が過ぎていく気がします。光陰矢のごとし。

平成19年11月19日

現在、麻酔科で研修中です。

このコーナー開設にあたり、ここ公立松任石川中央病院での研修環境をあげてみます。

当院は実習の受入や病院見学に積極的な病院であり、ついこの前まで学生だった私もドクターやコメディカルの方々と比較的よく接することが出来ました。雰囲気は非常に良く、こちらが疑問に思ったことを聞くと、面倒な顔ひとつせずすぐその場でしっかりとした説明や指導を受けられました。そういった過程で学んだことは記憶に残ります。また、病院規模がいわゆる「中間的」であり、研修医の人数も数人程度であったため先生方の面倒見もよく、ここで研修すれば将来役に立ちそうだ、と思えました。

他の病院でも恐らく上記のことは言えるかと思います。しかし、当院ほど触れ合いが多い病院はないのでは、と思います。なんでも吸収できそうな病院です。