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PIB-PET検査

認知症とアミロイド仮説

 

 アルツハイマー病がなぜおきるかについては、これまで世界中で研究が進められており、現在最も広く受け入れられている考え方が、アミロイド仮説です。

 タンパク質の一種であるβアミロイド蛋白が脳内に蓄積することにより脳の神経細胞が死滅し、大脳皮質が委縮するために痴呆症状があらわれると言われています。

アミロイドとPIB-PET検査

 

 PET検査とは、検査薬を人体に投与し、その薬剤が全身の細胞のうち目的とする細胞だけに多く集まる性質を利用し病気を発見するものです。

 そこで、現在一般的なFDG-PET検査はFDGというがん細胞に集まる特性がある薬剤を使用してがんの診断を行うのに対し、PIB-PET検査はβアミロイド蛋白に集まる性質を持つPIBという薬剤を使用し、脳にアミロイドがたまっているかどうかを調べる検査です。

検査方法

 

 検査は、「PIB」という放射性薬剤を静脈注射し、しばらくしてからPETで脳を撮影するだけです。脳にアミロイドがたまっているとアミロイドが多い部分がはっきりと映し出されます。

 公立松任石川中央病院は、国内でPIB-PET検査ができる数少ない施設です。

 当院では2011年4月からPIB検査薬が院内製造可能となりました。

PIB-PET検査を受けるには

1)ものわすれ外来(予約制)

 同居する家族の方が物忘れの兆しに気づくことは多いもの。家族の物忘れがひどくなって心配を感じる場合はものわすれ外来を受診しましょう。

 まず専門医が診察を行い、PIB-PET検査やそれ以外にもその人にあった検査を行い総合的に診断します。

2)「認知症ドック」(予約制)

 物忘れがひどくなったと感じていても受診するほどではないと思う場合には「認知症ドック」をお勧めします。

 PIB-PET検査を含む3種類の検査を行った上で専門医の診察も行います。

 当院総合健診センターで承っております。