脳血管ドック
アイコン

脳血管ドック

脳の病気は自覚症状があらわれないこともあります。「脳血管ドック」でより詳しい脳の状態を把握すること、早期発見・早期治療を行うことがとても重要です。

脳血管ドックでは、脳MRI・頸動脈超音波検査により、梗塞や動脈瘤などの脳の疾患の早期発見ができます。

※このドックは脳血管の病気の有無をみるものです。認知症がご心配な方は専門医を受診してください。

動脈硬化

MRIとは

MRI

Magnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像診断装置)の略です。X線は使用せず、強い磁石と電磁波を使って体内の特定部位をあらゆる方向から断面図として画像化します。
脳腫瘍や脳梗塞、がんなどを発見するための頭部MRI検査で精密に撮影・診断することが可能です。
検査時間は部位によって異なりますが、放射線による被ばくの心配がないため、安心して受けられます。
また造影剤を使わずに血管を撮影できることも大きなメリットのひとつです。
なお、体内に金属(ペースメーカー、インプラントなど)を埋め込んでいる方やタトゥー(刺青)などがある方は、電磁波に影響を与えることがあるためMRI検査を受けられない場合があります。

検査の特徴

  • 撮影する部位に専用の用具を装着し、ベットに寝た姿勢でトンネル状の装置に入ります。
  • 検査時間は20分程度です。
  • 特定部位をあらゆる方向から見た画像の撮影が可能です。
  • 特に脳や血管などを診断することに長けています。
  • X線を使わないため被ばくの心配がありません。

費用

コース 費 用
脳血管ドック(単独) 41,800円(税込)
脳血管ドック(オプション) 35,200円(税込)

脳血管ドックコース別検査項目

検査項目

内容・詳細

脳血管ドック

単独

オプション

診察

内科医師による診察・問診

身体測定

身長、体重、体脂肪、BMI、腹囲、血圧

脳検査 MRI、MRA、頸動脈超音波検査
心機能検査 安静時心電図
眼科検査 眼底撮影、眼圧測定








肝機能 AST、ALT、AL‐P、γ‐GTP
腎機能 クレアチニン、e-GFR
脂質 総コレステロール、中性脂肪、HDL・LDLコレステロール
代謝 空腹時血糖、HbA1c、尿酸
血液学的検査

赤血球、白血球、血色素、ヘマトクリット、血小板、血液像

X線検査 胸部撮影
尿検査 尿糖、尿蛋白、尿潜血、ウロビリノーゲン、比重

検査項目の説明

1. 脳MRI

  • 磁力で脳の断層撮影を行います。
  • 脳梗塞や脳の萎縮、脳腫瘍の有無を調べます。

2. 脳MRA

  • 脳の動脈を撮影します。
  • クモ膜下出血の原因となる動脈瘤や脳梗塞の原因となる動脈の狭窄や閉塞の有無を調べます。
  • 造影剤は使わずに検査ができます。

3. 頸動脈超音波検査

  • 心臓から大脳に血液を送る頸動脈の動脈硬化の程度、狭窄の有無を調べます。
  • 超音波の検査ですので苦痛もありません。

4. 安静時心電図

  • 落ち着いた状態での心臓の活動をみます。その乱れから不整脈・狭心症・心筋梗塞・心肥大などの病気を発見します。

5. 眼底検査

  • 眼球の奥の血管を直接見ることができる検査です。
  • 眼底の血管状態は全身の動脈硬化の状態を反映しています。

6. 血液検査

  • 動脈硬化に影響を与える危険因子を調べます。
HbA1c 過去1~2か月の血糖の状態がわかります。

TELドックのお問い合わせ・予約

公立松任石川中央病院 総合健診センター

TEL:076-274-5782