令和6年度石川県防災総合訓練

2024年11月10日(日) 津幡町

 加賀地方が線状降水帯による豪雨に見舞われた後、森本・冨樫断層帯を震源とするマグニチュード7.2の地震が発生し、震度7の津幡町を中心に甚大な人的・物的被害が生じたという設定で行われました。当院からはDMAT5名、コントローラー2名が参加しました。

① チーム活動

 DMAT 5名(村上医師、平看護師、北村看護師、英看護師、澤本調整員)が参加。
 災害現場(津幡簡易グラウンド)到着後、看護師・調整員の4名は応急救護所で、医師は合同調整所で活動しました。
 応急救護所では、河北郡市医師会の医師とチームを組み、緑エリア(軽傷エリア)を担当しました。傷病者の創傷処置を行い、その後移動用のバスを手配して、無事に帰宅できるように現場指揮所と連携を取りながら活動しました。
 合同調整所では消防本部と連携して、重症の傷病者を小松市や七尾市の病院へ搬送する調整を行いました。

  

  

② コントローラー活動

 安間医師、唐木調整員が参加。
 病院支援DMATが被災病院を訪問、現状分析と課題の整理、活動方針の策定、上位本部へ報告する訓練を行いました。場所をお借りした河北中央病院スタッフも多くの方が参加され、自院の初動について検討を行っていました。