感染防止対策
多くの病原体は、私たちの体の中や表面に生存しています。そのため、病院内で感染症が広がることを防止するために、すべての方々の血液・尿・便・痰・傷などは感染性のあるものとして対応しています。入院中、手術後など寝たきりに近い状態が続くと、病原体が体の中に入り込みやすい状態になり、回復が遅れる場合があります。感染防止対策には、日頃より皆さんのご協力が必要となります。
お願い事項
病室に入るときや出るとき・食事前・排泄後など、こまめに手洗いや手指の消毒を行いましょう。
※面会に来られた方も、面談前後に手洗いや手指の消毒をしましよう。
熱や咳などがある場合、マスクの装着とうがいを行いましょう。
(マスクはご自身で購入お願いします)
※熱や咳のある方の面会は避けてください。
感染症の広がりを防止するために、個室隔離・面会制限をお願いする場合があります。また、防護具(マスク・手袋・エプロン・ゴーグル)などを装着して処置を行います。
(必要に応じて、ご家族や面会の方への装着をお願いする場合もあります)
職員が皆さんに使用した針等で針刺しを起こした場合には、患者さんの感染症を血液検査で確認させていただきます。
食べ物(特に生もの)は出来るだけ持ち込まないようにしましょう。
(持ち込みが必要な時は長期間保存せず、早めに食べましょう)
お見舞い品は、病室内には保管せず、ご家族が持ち帰るようにしましょう。
(特に植物や生花などの花瓶や鉢などの水は、時間が経つと細菌が繁殖しやすく、感染症の原因になりますので気をつけましょう)
ベッドの周囲は整理整頓をして、入院時の持ち物は最小限にしましょう。
(病室の床は細菌が繁殖しやすいため、物を床に置かないようにしましよう)